【募集終了】『ファンファン倶楽部』部員募集

【募集終了】『ファンファン倶楽部』部員募集

ファンファン倶楽部

遊ぶように「もやもや」と向き合おう!

日常で、なんだか「もやもや」することってありませんか?
「もやもや」というのは、なんとなく気になるけど誰かに伝えようとしてもうまく言葉にできない、でもそれがひとりひとりにとって大切な興味や気づき、悩みに繋がる小さな種のことです。『ファンファン倶楽部』は、みんなでこのような「もやもや」を見つけながら、「もやもや」について考えていく活動です。
今回のキーワードは、「遊び心」。
「遊ぶ」の語源には諸説あるようですが、その一説に「ぶらぶらと歩いて、好きなことをして楽しむ」というものがあるそうです。柔軟な発想で目の前の状況を楽しむ「遊び心」には、心も体も安心して「もやもや」を扱えるようになるヒントがあると思うのです。
今年度の倶楽部では、全11回の活動を3つのシーズンにわけ、各シーズンに「遊び心」を持ったゲストを招き、一緒に街を歩くなど、ワークショップやディスカッションを通じて、それぞれの「もやもや」と向き合っていきます。そして、あなたの「もやもや」を扱う技術や、みんなで安心して「もやもや」について話すための工夫や環境を見つけていきましょう。さらに、それらの工夫や環境を日々の暮らしや活動で実践していきましょう。
きっと、『ファンファン倶楽部』が終わる頃、今度はあなたが身近な誰かに、自分なりの「もやもやを安全に扱う技術」を伝えられるようになるはずです。

基本情報

●開催日
全11回、各回10:00〜12:00(※9月4日(日)のみ13:00〜16:00)
活動は3つのシーズンに分かれ、各シーズンにゲストをお招きします。

シーズン1「ファンファンする準備体操」
7月3日(日)、7月17日(日)、8月7日(日)、8月21日(日)
ゲスト:mi-ri meter(アーティスト/建築家)(7月17日のみ参加)

シーズン2「 自分の「もやもや」探し」
9月4日(日)13:00〜16:00、9月18日(日)、10月2日(日)
ゲスト:サトウアヤコ(アーティスト)(9月4日(日)のみ参加)

シーズン3「共に「ファンファン」する」
10月16日(日)、11月6日(日)、11月20日(日)、12月4日(日)
ゲスト:西村佳哲(プランニング・ディレクター)(10月16日(日)のみ参加)

●開催場所
藝とスタジオ
住所:東京都墨田区東向島5-23-3(google map
アクセス:東武「東向島駅」から徒歩7分

●定員
8名程度

●参加費
無料 ※活動に係る実費は自己負担

●申込方法
こちらのフォームよりお申し込みください。

定員に達したため、募集を締め切りました。

●応募締切
2022年6月28日(火) 23:59 ※定員になり次第応募を締め切ります。

●こんな方におすすめ
・実は誰かと深く話してみたい話題がある
・誰かと一緒に試してみたいアイデアがある
・良い「対話」ってなんだろうと考えたことがある
・とにかくいろんな人と話をするのが好き

などなど、様々な興味を持ち寄って出会うことにワクワクしたい方におすすめです!

事務局からのメッセージ:「もやもや」と『ファンファン倶楽部』について

『ファンファン倶楽部』では、メンバーと一緒に、うまく言葉にならないけれども大切な興味や気づきの種である、「もやもや」について考えていきたいと考えています。しかし、いきなり「もやもや」の輪郭をはっきりさせていくことは難しいし、違和感を感じることがあると思います。そこで『ファンファン倶楽部』では「もやもや」を扱うための工夫や、そのために安心して「もやもや」できる環境づくりについて考えることからはじめることにしました。
たとえば過去の『ファンファン倶楽部』では、毎日のルーティーンに体調や気持ちの変化が表れているかもしれないと思い、みんなで意識的に日常の記録を取って改めて体調や気持ちとルーティーンとの関係を振り返る他、仕事で盛り上がった会議の内容をいざ他の人に伝えようとするとうまく伝えられないもやもやから、実際にメモを取りながら話してみて会議の面白さを伝えられる方法を考えるなどしてきました。これは一部の例ですが、このようにして自分たちが考えたり振り返ったりするための試し方、話し合い方、誰かのもやもやを受け入れる心の準備、安心できる環境を探すことを重ねてきました。
これまでの参加者も「もやもや」について考える過程で、それぞれの考えや感情を徐々に言葉にすることができたり、そこから楽しい発見をしたり、もやもやがもっと大きな興味関心に繋がっていくことを繰り返してきました。答えを出すことがゴールではなく、「自分は今、もやもやしているんだ!」と認識してもやもやし続けるのもいいかもしれません。
ですから、あまり気構えなくて大丈夫。
ゆっくり進んでいけば、自分なりの「もやもやを安全に扱う技術」つまり”ファンファンな技術”を身につけられると思います。

FAQ

Q1:毎回参加しないといけないのですか?
A1:予定している流れがあるため、お休みが多くなってしまうと十分に楽しめなくなってしまう可能性がありますが、その分のフォローはできるだけしていきます。お休みしてしまうことが心配で迷っている場合は一度ご相談ください。

Q2:墨田区以外に在住ですが参加してもいいのですか?
A2:もちろん大丈夫です。

Q3:『ファンファン倶楽部』を通して深めたいテーマや方法はなんでもいいのですか?
A3:基本的には参加者ご自身で決めていただいて結構です。ただ、ファンファン倶楽部のメンバーと出会い、話をしてみながら、どのようなテーマや方法を選ぶとよいかを一緒に考えていければと思います。また、今期はあらかじめテーマの決まった時間を設けるので、そちらを参考に雰囲気を想像していただけるといいかもしれません。(こちらも情報はFacebookで随時公開していきます。)

Q4:これまではどのような活動をしたのですか?
A4:1期は全11回で会場とオンラインを交互に開催しました。愛着のあるものを持ち寄って愛着とは何かを話し合ってみたり、それぞれで10分間街に佇み、文章にして感想を話しあったり、やってみたいことが出てきたら、まずはやってみる、ということを大切にして活動しました。
2期は全6回をオンラインで行いました。ポストカードを送り合ってみたり、「しっくりこない言葉」をテーマに話し合ったり、お互いの癖を真似してみながら癖について考えてみたり、野望を語り合ってみたりしながら、オンラインでできる企画を共同開発しました。
3期ではかつての自分が書いたメモを見て「当時の自分はこんなことを考えていたんだ!」という気づきから、日常のラブレターと題して少し未来の自分へのメモを家の中に貼ったり、家にある素材を使ってモビールを工作したりと、1〜3期までの部員が交流しながら活動しました。
これまでの『ファンファン倶楽部』の活動をまとめたドキュメントブック『「やってみる時間」をやってみるための本』もぜひ参考にご覧ください。
ファンファン倶楽部 「やってみる時間」をやってみるための本
今回は、こういった活動を少しバージョンアップして、ゲストとともに考えたり街を歩いたりしていきます。

Q5:活動は会場でのみ行うのですか?
A5:今回募集する期間は基本的に墨田区にある「藝とスタジオ」で開催します。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大による社会的状況に応じてオンラインに変更することがあるかもしれません。また、体調不良などで会場で参加できない場合には、会場とオンラインで繋ぐ対応も可能です。

Q6:また部員の募集はありますか?
A6:今の所、今年度については同じように募集する予定はありません。ぜひこの機会にご参加を検討してみてください。少しでも気になった方は、一度ご連絡ください。

ゲストプロフィール

mi-ri meter(アーティスト/建築家)
2000年、宮口明子と笠置秀紀によりミリメーターとして活動を開始。日常を丹念に観察し、空間と社会の様々な規範を解きほぐしながら、一人ひとりが都市に関われる「視点」や「空間」を提示しいている。2014年 株式会社小さな都市計画を設立。主なプロジェクトに「URBANING_U」がある。 http://mi-ri.com/

サトウアヤコ(アーティスト)
大阪生まれ。建築・情報工学を学び、対話やリサーチを主としたコンセプトデザインなどを行う。2010 年から「mogu book」、「カード・ダイアローグ」、「本棚旅行」、「日常記憶地図」など複数のプロジェクトを継続しながら、言語化や媒介的なコミュニケーションと「ひとりで、共に」在る場について探求している。主な展示に東京都現代美術館 MOTサテライト2019「ひろがる地図」(2019)、長野県立美術館「美術館のある街・記憶・風景「日常記憶地図」で見る50年」(2021)
https://my-lifemap.net/
https://dialogue.mogubook.net/

西村佳哲(プランニング・ディレクター)
1964年東京生まれ。プランニング・ディレクター。リビングワールド代表。働き方研究家。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。2014〜2022年4月は、主に徳島県神山町に居住。同町の「まちを将来世代につなぐプロジェクト」第1期(2016〜2021)にかかわり、一般社団法人神山つなぐ公社の理事をつとめた。現在は東京在住。著書に『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)など。京都工芸繊維大学、桑沢デザイン研究所、東京都美術館・とびらプロジェクト等で講義を担当。

お問い合わせ

ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―事務局
E-mail:info@fantasiafantasia.jp

主催 

東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人藝と
※本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
※プログラムの 内容は変更となる場合がございます。
※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営及びご案内のみに使用いたします。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施します。
※ご参加の際にはマスクの着用·手指の消毒·検温にご協力お願いいたします。
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、オンラインで実施する場合があります。