「みじかい間、少しとおくまでの対話」②ファンファンレターみじかい間号

「みじかい間、少しとおくまでの対話」②ファンファンレターみじかい間号

ファンファンレター

「みじかい間、少しとおくまでの対話」

“会えない”を痛感する日々。
会えることを補完せず、会える日を夢にも見ず。
この毎日から、今までは見ることができなかった少しとおくを見てみる。
いつか振り返ったらみじかい間。
少しとおくのいつの日かに向けて、静かに対話をはじめよう。

『ファンファンレターみじかい間号』

「みじかい間、少しとおくまでの対話」は、人々が集まることから始まったファンファンが、集まることが難しい状況の中で、これまでのプログラム「WANDERING」「ファンファンレター」を活用して取り組むプログラムです。
今回は、ファンファンが2018年より継続して行っている「ファンファンレター」を、おうちで作れるミニチュア展覧会の付録を加えた全4号の特別バージョンとしてお届けします。制作は、2019年度のファンファンの活動拠点sheepstudio(墨田区京島)のそばで活動する、gallery TOWEDを企画運営している4名のアーティストと協同で行いました。
毎号異なるテーマで描かれた絵を、組み立てた展示スペースに自由に貼ったり、色を塗って遊んでみてください。そして、家の中の身近な景色につくられた小さな展覧会をじっくり鑑賞してみてください。「これは何を描いたんだろう?」「これはどんな色を塗るといいだろう?」「同じテーマだったら自分ならどんな絵を描くだろう?」など、きっと小さな絵の中からもたくさんの気づきがあるはずです。

■集まれなくても「ファンファンレター」はこんな風に作れます!
これまでは同じ空間に集まって、手作業で一緒に作っていた「ファンファンレター」ですが、この「みじかい間号」は、ファンファン事務局とgallery TOWEDのみなさんで、ビデオ通話を使った遠隔での協同作業に挑戦しました。
イラストなどの素材は、オンライン上で一斉に絵が描ける「お絵かきチャット」でリアルタイムに作成したり、事前にテキストやスキャンした手書きの絵のデータを送ってもらったりして収集。そして、ファンファン事務局が印刷して切って貼る作業を行う手元を画面越しに見ながら皆でつくる、というプロセスを経て制作されています。

■これまでに発行したみじかい間号

vol.24/みじかい間1号(令和2年6月1日発行)

vol.25/みじかい間2号(令和2年6月7日発行)

vol.26/みじかい間3号(令和2年6月19日発行)

vol.27/みじかい間4号(令和2年6月28日発行)

■配布しているところ(2020年7月3日時点)
墨田区でテイクアウトの取り組みを行っている飲食店の皆さんなどに協力いただきながら、配布を行っています。
・喫茶野ざらし
・サテライトキッチン
・halahelu
・焼菓子torinos